初めてのウクレレは父親からもらったFamous FS-1。
そして今回はウクレレを始めて1ヶ月後、2021年9月に買った2本目のウクレレ『KoAlana KCA-00TR』購入の経緯や感想を改めて整理してみます。
1.購入のきっかけ
ウクレレを弾き始めて1ヶ月経つと、ソロウクレレ、特にジャカソロを弾きたいという気持ちが強くなるのと同時にウクレレ関連の知識も備わってきており、ウクレレのサイズもソプラノだけではなく、コンサートやテナーサイズがある事を知る。確かにソプラノでソロ演奏は男の手では押弦に窮屈感があり特にハイフレットは演奏しづらかった。
2.購 入
そんなある日、コンサートサイズのウクレレの大きさを確認するために、いつも買い物に出かけている市川コルトンプラザ内の島村楽器に見に行った。店員さんから丁寧な説明を頂き、ボディの色と木目、楕円型のサウンドホール、押弦のしやすさ、試奏は少ししたけど音はよく分からず、ほぼ一目惚れで購入。
3.10ヶ月使ってみた感想
(1)KoAlanaというブランドと生産地
購入時、店員さんも確かに説明してくれたなぁ〜という記憶だけで特に覚えていなかったけど、改めて調べてみるとKoAlana(コアラナ)というブランドは、ハワイにあるKoALOHA(コアロハ)というメーカーの廉価ブランド。主にインドネシアで生産しているウクレレのようだ。
(2)ボディと音色
ボディはトレンベシ合板。 大きさはソプラノウクレレよりひと回り大きい。音色はマホガニーのウォーム感とは正反対にカラッとそして弦の影響も強いのだろうかパリッと明るい音がする。また音量もソプラノより大きく、奥深い音がする感じ。値段の割にいい音だと(自分は)思う。
(3)演奏のしやすさとチューニング
ネックもソプラノより長くなり、フレット間も広く且つフレットも増えてハイフレットが断然弾きやすく、しっかり音も出るし何よりピッチが安定している。店員さんの説明の通り、この個体は弦と弦との間が若干が広いのか更に押弦しやすくソロ弾きに向いてる気がした。ただし弦が標準でダダリオのチタニウムが巻いてあったようで、今思えば、チタニウムは弦が太めで初心者には少々力が必要且つ正確な押弦が求められる。初心者はまず細めのフロロカーボン弦である程度弾けるようになってからチタニウムをオススメしたい。チューニングはギヤペグなので細かい調整が可能。
(4)本体の作り
インドネシア産だからなのか作りは正直荒い。買ってから1ヶ月後、よく見るとサウンドホール沿いに塗装のひび割れを発見してしまった。楽器屋さんに相談し日本の輸入代理店にひび割れを確認してもらったところ、修理の保証対象にならなかった。その後、楽器屋からはお店判断で無償で個体を交換してくれる申し出もあったが、色と木目が気に入っていたのと既に愛着も湧いていたので、その申し出は丁重にお断りした。次回の反省として、楽器屋さんでウクレレを買う時は、その場でしっかりチェックしようと思った次第。
(5)残念ポイント
ストラップピンが付いていないこと。楽器屋さんに頼んで取り付けてもらうこともできるが、今さらボディに穴を開けて音質に影響が出てしまったらと思うと気が引ける。今は安定感はあまりよくないけど、サウンドホールにフックを引っ掛けるタイプのストラップを使っています。
これからもっと弾き込んでいい音が出るよう育てて行きたいと思います。
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